調剤薬局

薬局のお薬代の話

こんにちは!調剤薬局事務員のあんでぃです。

本日は薬局のお薬代について説明していきたいと思います。

薬局のお薬代ってお薬の値段だけじゃないのは皆さん知っていますか?

病院・歯科・薬局などのお会計の内訳を気にしている人って少ないと思います。

今回は薬局のお薬代はどのような計算をされ、どのような内容なのか説明できればと思います。

薬局のお薬代=調剤報酬

薬局でお会計した際に「領収証」と「調剤明細書」の2枚をもらいますよね?

患者さんの中には「領収証はほしいけど、明細書はいらない。」って方もいます。

もらっても明細書の見方がわからない。必要ない。

明細書は見慣れない単語と数字、点数の表記で難しいですよね。私自身も薬局に就職しなければ上記のように気にしないし知ることがなかったかもしれません。

薬局のお薬代は調剤報酬点数のことです。

調剤報酬点数

調剤報酬とは、保険薬局が保健医療サービスにたいする対価として保険者から受け取る報酬のことです。このうち、保険調剤にかかる費用を調剤報酬といい、厚生労働大臣によって定められた調剤報酬点数表によって算出します。実施した個々に技術、サービスを点数化(1点10円)して算定し、その合計から患者さんの加入する医療保険の給付率に応じて計算されます。

下記の画像の4つによって、調剤報酬点数(お会計)は計算されています。

調剤技術料とは

調剤技術料とは、処方せんに基づいて調剤を行うことに対する「調剤基本料」と「調剤料」と「各種加算料」の3つからなります。

調剤基本料

調剤基本料は、薬局の規模や業務内容によって各薬局で異なります。

調剤基本料を詳しく知りたい方は別でまとめましたので下記のリンクからお願いします。

調剤料

調剤料は調剤にかかる手間に対して支払う費用なので、薬の種類や数、処方日数によって異なります。

例:内服薬では1日分は28点、30日分は77点など日数によって点数が決められています。

各種加算料

お薬の服用時間ごとにまとめる「一包化加算」や、2種類の塗り薬を混ぜ合わせる「計量混合調剤加算」など特殊な調剤を行った時の費用です。

薬学管理料とは

少し複雑なのがこの「薬学管理料」だと思います。

薬学管理料とは、服薬方法や注意点などの指導、薬についての情報提供にかかる費用です。

具体的には、「薬剤服用歴管理指導料」や「かかりつけ薬剤師指導料」などがあります。

薬剤服用歴管理指導料は薬剤師さんが患者さんの薬剤服用歴に基づいて、薬の名前や用法・用量、効能・効果、副作用、相互作用などの情報を文章で提供するとともに、服薬情報を聞き、服用指導が行われた時の費用です。

お薬手帳の持参によって

薬剤服用歴管理指導料ですが、お薬手帳の持参の有無で薬局のお会計がかわることがあります。テレビなどでも話題になったことがあるので知っている方も多いと思います。

薬学管理料は、その薬局やお薬手帳の有無、3ヶ月以内の再来局などでもお薬代に影響します。

後日、「薬学管理料」について詳しくまとめたいと思います。

薬剤料とは

薬価基準で定められているお薬そのものの費用です。

薬剤料はどの薬局に行っても変わることがありません。(※ただし、保険外のお薬は薬局によって異なります。)

お薬の薬価(値段)は毎年、見直されています。4月になるとお薬代が安くなっていませんか?

さらに、「ジェネリック医薬品」を使用することで、薬剤料を先発医薬品の2〜7割ほどに抑えることができます。

特定保険医療材料料とは

特定保険医療材料料とは、医療機器や在宅での処置に使う医療・衛生材料などのうち、価格が定められており、医療機関が算定する処置料などと別に算定できる医療材料のことです。

最後に

詳しいところまではまとめてはいませんがいかがでしょうか。薬局の調剤報酬は、2年に1回「調剤報酬改定」という見直しがあります。2022年の4月からまた変更になります。

近年は医療費の増加で薬局の調剤報酬点数は減少傾向です。患者さんの薬局でのお薬代も安くなっているのではないでしょうか。

薬局のお薬代の明細を知ることで、薬局のあり方やお薬手帳の重要性、医療費の節約(ジェネリック医薬品やお薬手帳など)今まで気付けなかった薬局の姿を知るきっかけになると思います。

以上になります。

ご不明な点やご質問などがありましたらコメント、お問い合わせからお願いします。その他まとめてほしい内容や加算、薬局のことなど記事にしてほしい内容がありましたらお気軽にご連絡ください。

皆さんとステップアップできればと思います。

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