
こんにちは!あんでぃです。
「風邪っぽいから、とりあえず市販薬で様子を見よう」
多くの方が一度はそう考えたことがあると思います。実際、軽い風邪であれば、市販薬で十分対応できるケースも少なくありません。
しかし、薬局の現場では
「風邪だと思っていたら、別の病気だった」
という相談も珍しくありません。
この記事では、**市販の風邪薬で様子見を続けてはいけない症状(サイン)**を、一般の方向けにわかりやすく解説します。
市販薬は「治す薬」ではない
まず大切な前提として知っておいてほしいことがあります。
市販の風邪薬は、
- 発熱
- のどの痛み
- 鼻水
- 咳
といったつらい症状を一時的に和らげる薬です。
原因そのものを治しているわけではないため、
症状の裏に別の病気が隠れている場合は、飲み続けても改善しないことがあります。
市販薬で様子見してはいけない5つのサイン
① 高熱が3日以上続いている
38℃以上の高熱が
- 3日以上続く
- 一度下がっても再び上がる
このような場合、
単なる風邪ではなく、
インフルエンザ・肺炎・副鼻腔炎などの可能性があります。
解熱剤で一時的に楽になっても、
根本的な解決にはなっていないケースが多いため注意が必要です。
② 黄色・緑色の鼻水や痰が続く
風邪の初期は、
透明でサラサラした鼻水が出ることが多いですが、
- 黄色
- 緑色
- 粘り気が強い
状態が数日以上続く場合は、
細菌感染が関与している可能性があります。
この場合、市販薬では改善せず、
医療機関での診察が必要になることもあります。
③ のどの痛みが強く、水分がとれない
- 唾を飲み込むのがつらい
- 痛みで食事や水分がほとんどとれない
このような状態は、
扁桃炎や溶連菌感染症などの可能性があります。
風邪薬で痛みをごまかしている間に、
症状が悪化するケースもあるため、早めの受診が大切です。
④ 咳が2週間以上続いている
一般的な風邪による咳は、
1〜2週間で徐々に落ち着くことが多いです。
それ以上続く場合は、
- 気管支炎
- 咳喘息
- マイコプラズマ感染症
などが隠れている可能性があります。
特に、
- 夜や明け方に咳がひどくなる
- 運動後に咳が出る
といった特徴がある場合は注意が必要です。
⑤ 市販薬を飲んでも全く良くならない
市販の風邪薬を
- 3〜4日服用しても改善しない
- むしろ症状が悪化している
この場合、
「薬が合っていない」のではなく、
風邪以外の原因が考えられます。
自己判断で薬を飲み続けるよりも、
一度医療機関を受診した方が安全です。
薬局関係者として伝えたいこと
市販薬は便利な反面、
「使いどころ」を間違えると、
受診のタイミングを遅らせてしまうことがあります。
本当に大切なのは、
- 無理に我慢しないこと
- 迷ったら相談すること
です。
薬局や医療機関は、
「重症になってから行く場所」ではありません。
まとめ|市販薬で様子見しない勇気も大切
次のような症状がある場合は、
市販の風邪薬で様子見を続けず、
医療機関や薬局に相談してください。
- 高熱が続く
- 痛みや咳が長引く
- 市販薬が効かない
早めの判断が、結果的に一番の近道になることも多いです。
「風邪かどうか迷ったとき」こそ、
正しい情報をもとに、安全な選択をしましょう。
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皆さんと調剤事務員、登録販売者としてステップアップできればと思います。
